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きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

「難しい問題探そうよ」

今日の発見は「フロー状態」 フロー状態についてはダニエルピンク『モチベーション3.0』などに詳しいです。 p199もっとも重要なのは、フローにおいては、やらなくてはならないことと、できることの相関性がぴったりと一致する点だ。課題は簡単すぎず、難しす…

「だってまだAが納得してない」

合意形成って本当に本当に難しい。 でもすっごく大事なこと。 楽しく生きたいように生きていくためには、他者の「生きたいように生きたい」を認めないわけにはいかない。 そんな相反する各人の欲望を、どうやって合意へと持って行くのか。 大人だって難しい…

「〇〇が言った時にもう気づいてたよ」

勉強も、スポーツも、例えば本が読めているか否かだって、他人がどこで躓いて、何が成長へのキーポイントなのか、それを知るのはとてつもなく難しい。 脳の中で何が起こっているのかは見えない。 知らない知識があるからかもしれない、知識は知っていても使…

恐怖の恐怖のその先に

新しいことは、人と違うことは、自分をさらけ出すことは、 怖くて仕方がない。 怖い時の想像力はありえないほど逞しい。 はじめて教壇に〝先生〟として立った時、はじめて一人で外国に言った時、人前で歌ったり演奏したりする時。 「これなら大丈夫だろう」…

「先生、教えていい?」

小学6年生の算数。 今日もまるで言うことを聞かないA君。 「やりたくない」「もういいやー」だけならともかく、問題を解いている他の子に声を掛けて「無視すんなよー」とまで言い出したらさすがに黙ってはいられません。 …とはいうものの、今日はすでに2…

「私、出来るわよ」

介護実習の思い出。 「私、出来るわよ」「オレ、やるよ」「大丈夫」「何かやりたいわねぇ」「これくらい自分でやるよ」 そういう言葉を何度も聞いた。 食前のおしぼりを机の人全員分、ぱっと持っていってしまう人。 さっさと歩いては「ちょっと待って」と職…

本を使ってできること

備忘録。 本をつかってできること。したいこと。 〇本全般 ・みんなが納得できる共通解を探る ・多様な読みを複数人で交換し合う ・作者の考えを疑う ・↑を行うにあたって作者の考えの背景を探る ・↑を行うにあたって自分の考えの背景を示す 〇物語 ・ここで…

「なんか変なかんじで…」

先週のできごと。 私が国語を教えている中学生の女の子はとても勉強が得意で、何を言わずとも黙々と文章を読み進めるのがいつもの流れ。 分からない所やこれだけは知っておいて!と思うところで口を挟むだけの授業。 彼女を見ていると、「学ぶ」ってこういう…

「だから今日超壊れてる」

今年の2月から担当している少学6年生の算数のクラス。 なんかやけにハジけてるな?と教室に入った瞬間に思った。 いつも元気で授業内外問わずおしゃべりの多いクラスではあるけれど。 「ハジけてる」の源は一人の男の子。 仲の良い友達の夕食のお弁当を取…

「立体を作りたくなるね」

今日は算数が苦手な小6の女の子の算数を見る日。 算数が苦手で問題を解く方法をすぐ忘れてしまうけど、試行錯誤をしたり丁寧に計算をするのはとても上手。 さらに絵を描くのが好きなその女の子、Bさんは図形を描くのが上手い。 受験対策を教える身としては…

「どうやって書いたらいいか分からない」

社会の授業、残り5分。 教室の子どもたちは今日の授業の振り返りを書いている。 お題は「今日の授業で分かったこと・思ったこと」 5行は書きなさい、というのが担任の先生の指示。 私はいつものように机のまわりをフラフラと歩きまわっては、「いいこと気…

一歩一歩

9月ももう2週目が終わろうとしていますね。 ぼちぼちと通常の生活のリズムを取り戻さないとなぁと思っているところです。(なかなか難しい…) 7月、8月はいくつかの勉強会や体験会、研修に参加しましたが、全てを通じて強く思ったのは「人それぞれ」とい…

もう一度、多様性

ブログを見返したらきちんとアップロードされていなかったのでもう一度。 今の興味は民主主義なんだけど、時間が掛かりそうなテーマです… p102 集団が同じ方向を向き、一気にその方向へ進む。こうした状態は力を集約し増幅させていくには有効だが、ネガティ…

民主制の本質と弱点

p229 (フランス革命などの民主革命は)もし政治指導者が国民大多数の支持を獲得できるほどの手腕を発揮できるならば、その政府は旧体制の指導者たちにはおよびもつかないほど強大な権力を手中におさめられるということを実証した。その最もめざましい例は国民…

雑感

忘れないように考えたいことを箇条書きします。 ◯「個が大事」「個性を大切に」ってどういう意味合いを持って生まれた考え方なのだろう?社会を維持するため? ◯民主主義って改めてどういうこと?民主主義は多数決ではないよね?そもそも民主主義って絶対的…

ポケモンGO所感

今日は『世間話研究』という雑誌を拾い読みしていました。 面白い雑誌ですよ。京都の有名ホームレスの研究から、ドラえもん最終話を創造したチェーンメール、弟の友人間の噂話などなど、これが研究対象になるのかっと驚く論文ばかり。 中には特定地域の昔語…

もう一度、多様性

p102 集団が同じ方向を向き、一気にその方向へ進む。こうした状態は力を集約し増幅させていくには有効だが、ネガティヴな方向にも同様に作用する。(略) その意味において、集団は均質であるより、異分子がある程度混ざっているほうがむしろ健全といえるのか…

秩序の維持に必要なこと

p141 ランダムの中から秩序が立ち上がるというのは、実にこのようにして、集団の中である一定の傾向を示す原子の平均的な頻度として起こることなのである。 (略) 生命現象に参加する粒子が少なければ、平均的なふるまいから外れる粒子の寄与、つまり誤差率が…

説話的ってどういうこと?

p217 説話によって人が支配されていることを相対化し、批評することの上に近代小説が成り立っていたことを、我々は忘れてしまっている。だから物語が因果律として人を支配することがありえない、もしくはとても変なことに思える。そんなこと出来るわけないと…

突破口を

p241 ユアンは、うれしそうに顔を輝かせた。 「一点しか見ないやり方ではなく、その点につながっている広い周囲の在り方を考えてみたいんだよ。〈獣〉の生を見つめることで、これまで気づかなかった〈人〉の生が見えてくるんじゃないかと思うんだ」 上橋菜穂…

何のためのラベリング

わたし、◯◯女子とか◯◯ガールという呼称が肌に合わなくて、何故かなぁと時々考えていたんです。 リケ女とか、森ガールとか、イクメンとか、自分がそのように呼ばれることも、他の人がそのように称されることも、あまり心地よいものではありません。何が引っ掛…

差を見つめる

女性教師だからこその教育がある!作者: 多賀一郎,藤木美智代,宇野弘恵出版社/メーカー: 学事出版発売日: 2016/05/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 今日、この本を読みました。 ざーっと1時間くらいで流し読みしてしま…

違和感の芽

自分の中に生まれた違和感の芽は大事にしなきゃいけない。 もちろん、わたしが違和感を感じること=間違ったこと、ではない。 だからこそ、何故違和感を感じるのか。 それは生理的なものなのか、経験に裏打ちされたものなのか、より大事なことを覆っているか…

ふたたび多様性

ずっと引っかかっていた「多様性」という概念。 みんな、それは良いものと言って憚らないけれど、本当にそうなの?と感じていました。 例えば隣の部屋に越してきた人が、毎日早朝から大声で祈りの言葉を唱える文化を持っていたら、誰でも少しは嫌だと感じる…

緩衝材

p164 人が現実と折合うときに、急には無理なので「ライナスの毛布」を必要とする。それが「移行対象」です。毛布を抱えている限りにおいて、ライナスは「私」を保ち理性的でいられます。そういった緊急避難として我々が生産するサブカルチャーがあるんだろう…

迷信と都市伝説と噂と

説話を読んでいるとありがちな、物事の原因を宗教に求める態度。 隣の家のあの人が死んだのは前世の罪のためだ、とかそういう類のはなし。 どういう心持ちでこの説話は聞かれていたんだろうってずっと不思議だったんです。 宗教施設のPRとして書かれたものな…

人間関係

人間関係は共通の言語を育んでいくことである、という仮定について。 一対一の人間関係 たくさんの会話を重ねるうちに、言葉のニュアンス、普段は言語化しない価値観が互いに理解されること。 集団での人間関係 ひとりひとりの「心地よい」を実現する細かな…

感情について

感情や情動について考えたり書いたりするのは難しいですよね〜 形のないものだから一般化しにくいし、それ故に何を語っても「自分の思い」の域を出ない。 数年前に小説の中にある「情動」の研究をしようと思って失敗したことも、もはや懐かしい思い出です。 …

学級崩壊のこととか

クラスってどこでも、上位2割、下位2割、真ん中6割で出来ているらしい。 何をもって階層を分けているのか謎だけど。 学級崩壊、という状態は人によって定義は違えど、おおむね真ん中6割がクラスを諦めた時に始まるらしい。 「このクラスで何をしても意味ない…

意気込んでいきましょ

「自分が変われば組織も変わる」 そう考えることが、全ての一歩。 Q-Uに詳しい先生が、考え方が凝り固まることが教師の職業病、と言っていた。 そのほうが楽だから、と先生は言うけれど、多分そうしないと自分の身が不安だからだ。 同じく先生が、ゆるみ型の…

理想とことば

理想を語る時は注意したいなーって思います。 つい言葉だけで語ってしまいがちだから。 多様性、つながり、個性、コミュニケーション、、、 それらが何故理想的かって、実現が難しいからなんですよね。 その難しさを無視して語られた理想はどこか空虚。 理想…

覚書

数日前に書いた「わたしは完全なゆるみ型」という見方。 Q-Uの開発に大きく関わっている河村茂雄さんは『授業づくりのゼロ段階』においてかたさ/ゆるみ型教師、両者のチェックすべき項目を挙げています。 そのうちの一つ、かなり響きました。 子どもの意欲を…

苦しいときにどうしたらいいの?

学校って根本的にキツイものだと思うんです。 対等な立場にいる他人がいるということ、しかもその何十人もの他人と長時間顔を突き合わせなければいけないこと。 これ、大人になったらどんどん忘れてしまうけれど、かなりキツイ。 もしかしたら大人だって会社…

関係性の発達

昨日読んだ本。 そうそうそう、ここが知りたいんだよなー!って思いました。 p47 自分の存在が脅かされるかもしれない受動的状況をも能動性に変え、他者を認識しながら他者とは違った自分自身の世界をつくるのには、双方の能動性が生きるように調節する保育…

ルールとリレーション

ルールはあるけれどリレーションはない学級には、被侵害感よりも被承認感が強い。 学級を固めていくプロセスはまずルール、そしてリレーション。 …というQ-Uの説明、分からないことはないけれど、本当にそうなのかなぁ。 単に言葉の捉え方の問題だろうか? …

今日この日に

p48 人はなぜこうしたむなしさ、つまりニヒリズムに陥ってしまうのか。 それは、どこかに正解があるはずだと思っているからです。正解があるはずなのに、それが全然つかめない時、人は「ニヒリズム」に陥ってしまうのです。 苫野一徳『勉強するのは何のため…

ブレインストーミング

有効な学習方法のひとつにブレインストーミングがありますね。 とにかくアイディアを出しまくる方法。 質より量。批判厳禁。思いつくままに案を出しては書き留めていく。 ああ、全て出し切ったなと区切ったところからが精選、質を高めていくプロセスというわ…

日常生活

私ね、舞台のお仕事をやらせていただくようになって、ここにまっすぐ立てる人間になりたいと思ったの。ステージは自分がすべてさらされてしまう場だからこそ、そう思った。演技の技術はもちろん大切だけど、もっと、人としての核の部分ー日常生活も、生き方…

言葉が先か心が先か

苫野一徳 on Twitter: "いつも学生たちには言っているけど、本を読みまくっていれば、いつか自分がGoogleマップになっていたことに気づく。今は、摩天楼群の中で道に迷って、自分がどこに進んで行けばいいか分からない。でも読書を積めば、ぐっと空に舞い上…

「在り方」の熟考を

わたしが中学生の頃から読み続けている『風光る』という少女漫画があります。 親の仇討ちをしたいがために性別を偽って新撰組に入隊した主人公が、沖田総司に恋に落ちていく… という少女漫画らしい展開ながら、生死や信念についてもじっくり描いている、なか…

やさしさの本懐

p68 「子どもを大事にする」とよく言いますけれども、やさしくするくらいのことは敬意を表することにならないので、「この子は自分なんかの及ばない、自分を遠く乗り越えて日本の建設をする人なんだ」ということを、授業の中で見つけて、幼いことを教えなが…

My Vision

頭ん中にイメージさえ描ければ 掴み取れそうさMy Vision モーニング娘。'16「The Vision」 今のモーニング娘。のつんく曲は、じっと耐えるようなものが多い。 それはモーニング娘。の現状とも合致しているのかもしれない。 わたしの大好きなアンジュルムは今…

体験が第一

体験的な学習を増やすべきだ、いや系統的に学ぶほうが良いんだ …なんて議論はもう何十年もしてきたのだと思いますが、やっぱり体験が第一だと思いますねぇ…それも試行錯誤を伴う体験。 わたしは電子機器を使うことが基本的に苦手です。 電子機器が苦手な人っ…

ルールってなんやねん

今日の授業で、日本の学級は主に4パターンに分けられるという話を聞きました。 キーワードはルールとリレーション。 はじめに満足型。 ルールもリレーションも◯ ルールが徹底されているため他者に権利を侵害されることもなく、リレーションも盤石で先生や仲…

表現のリスク

言葉にせよ、踊りにせよ、表現するってリスクを背負うものだと思う。それを自覚したうえで、表現させてもらえることへの感謝を忘れないことが大切なんじゃないかな。 蒼井優『8740DIARY2011〜2014』黒田育世さんのことば 今週は竹内敏晴さんの『教師のための…

叱ること考

「最近の親は叱れない」 「先生は褒めるだけでなく叱らなければ」 「怒るのはダメだけど叱るのは良い」 「叱る」って何? 「怒る」とも「諭す」とも違う、「叱る」って? それ、本当に必要? どんな効果があるの? どんなマイナス面があるの? …そのあたりを…

「謝罪して欲しい」について

p160「夜行列車」 謝罪要求する彼或いは彼女が望むことは、本当は「対等」の立場を奪回することなのだ。虫けらのように扱われた、そのときに一瞬でも変容してしまった自分の意識ー哀れみを乞う、卑屈になる、怯える、徹底的な劣位を体験するー自分の身の上に…

おもしろい漢字!

根、寝、音、鼠 「ね」と読むこれらの漢字。 すべてに共通する意味があるのですが、分かりますか? これらの漢字、実はどれも「目に見えないもの」 「根」はもちろん、「寝」ていれば見ることが出来ません。 「音」は目に見えないし、「鼠」も目に見えない隅…

物語でしか語れないこと

p175 物語を書くことは、そのひと言では言えなかったこと、うまく言葉にできなくて、捨ててしまったことを、全部、ひとつひとつ拾い集めて、本当に伝えたかったのはこういうことなのだと、伝えることなのだと思います。 物語にしないと、とても伝えきれない…

すきまのある日常

好きになった本は、ふと思い出しては読み返す。読み返すたびに、心に響く部分がまるで違うことがあり、驚いてしまう。すっかり忘れていた場面に、妙に反応してしまったり。なぜそんなふうに、読むたびに感じ方が変わるのか。答は簡単。自分が変わったからで…