きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

目の前を見ること

ものすごく頑張っていた何かが終わるとき、特にあまり芳しくない状態で終わるとき、
ふっと目の前の光が消えて、糸の切れた操り人形みたいに身体が動かなくなる。
大好きな大好きなモーニング娘。'15さんの「Oh my wish」に、「わかるだろう?進むべき道や キラキラと輝くためにすべきこと」という詞があって、ずっと元気づけられてきた。
頑張っているときには目の前に光が見える。それに向かって進んでいける。
でも、ふと、最後まで来てみると、光はもう見えなくて、何を目指していたのかも分からなくなって。
そこまで来てはじめて、わたしが真っ直ぐに見据えるべきものは、光じゃなくて、目の前にいる人なんだなぁと感じた。
光が眩しくて見えなかったものが沢山あったね。


大好きな大好きな鞘師里保さんが、モーニング娘。'15から卒業する。
辞めることも続けることも、どちらも意味深いことだけれど、彼女の17歳という歳を思うとき、やっぱり尊敬せずにはいられない。