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きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

ある日のこと。


甘えってなんだろう。
甘えを見せられたら、どう対応すべきなのだろう。


「自分のペースで進めてね」
その日解くべき問題を提示した後、わたしは教室を循環して質問対応にあたる。
けれど、A君は杳として問題に取り組まない。
社会の参考書を見てみたり、落書きをしてみたり。
「わかんなーーい」
という叫びに彼の元に赴くと、横の女の子が口を挟む。
「本当は分かっているのに甘えてるだけだよ」
いやぁ、それは分かってるんだよ~と心の中で思いつつ、放っておいたら彼は何もせずに帰宅することになるだろう、、
と思うと、結局、手取足取り教えてしまう。
それが彼の学力や能力に何の影響もないばかりか、マイナスですらあるのは分かっていながら、である。
「〇〇、全然わかんなぁい」
と自身を名前で呼ぶ小学6年生男子を見ながら、甘えはどこから来るのだろう。甘えにはどう対応すべきだろう、と思う。