きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

ダメな理由を探してた

この間、現職の先生と話をした。


私「学校の制度に疑問があって…例えば『45分座っていられること』を大事と思えなくて…」
先生「でも、集中力をつけるのって大事じゃないかな?」
私「集中力って嫌なことをガマンした時につくんでしょうか?好きなことにガッツリのめり込んだ時、集中することを学ぶのかなぁって思うんです。」
先生「なるほどね」
私「やっぱり、自分が良いと思えないことを子どもに諭そうとしても、全く伝わらないと思うんです。昔、アルバイト先で『授業を聞きたくない時は聞かないほうがいい』と思っているのに『聞きなさい』と言ったことがあって、全く伝わらないなぁ…と思いました」
先生「でも、そう思えなくても子どもに伝えたことは偉いね」
私「偉いんですかね…?心から良しと思えないことを諭しても意味ない気がするんです」
先生「でもみんなで守るルールがあるからね。嫌なことはしなくていいって子どもが思ってしまうのは良くないんじゃない?」
私「……」


わたしは、いったい誰にいいわけしているんだろう。
何故、心から良いと思ったことを言わないのだろう。
「言えない」理由をごまかしているのだろう。
思い通りにならないと愚痴を言っているのは何故だろう。


制度が自分好みになるのを待っているだけでは、何もしないのと同じ。
良いと思うことは、言い訳せずにやってみよう。
そこからしか始まらない。