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きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

読書考

p127
人は群れの動物であるから、他者と何かで共感する、ということに思いもよらぬほどのエネルギーをもらうのだろう。しかもそれが、自分自身の核心に近い、深い深いところでの共感ならなおさらのこと。
梨木香歩『不思議な羅針盤



この、「深い深いところでの共感」はなかなか得られるものじゃない。
梨木さんも、夢の登場人物との共感が精神を癒したのだと書いている。
生身の人間と共感することがいかに難しいか。


物語の役割はこの「深い深いところでの共感」なのではないか?
説明的な文章では書けないものが、物語に書かれているのではないか?