苦しくてやさしい年になりました 最後の積み木は灯油の匂い ーーー 一年が終わろうとしていることに驚く。終わりが見えないような一年であったから。 もう、振り返りも面倒な程に曖昧で大量な年。毎日、背の高い雑草を薙ぎ倒しながら進んできたような気分。 …

過ぎ去ればこの悲しみも喜びもすべては冬の光、冬蜂 堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』ーーー 色々なことに一段落がついて、小休止、そんな日々です。 少し気持ちにも余裕が出来たのか、久しぶりに本をじっくり読んだり、短歌を詠んだりしている。 あとは、…

12月7日偶然家族そろうじゃあクリスマスごはんにしましょーーー 9月は行き先が分からなかった、10月はひどく長い月だった、11月は仕上がりに向けて積み上げる月だった、12月はゆっくり感謝を噛みしめる月にしたい。 先日、家族でクリスマスパーティーみたい…

最近は卒業論文とサークルの二つを中心に生活している。 どちらも、積み上げて来たものを、わっと放り出す時期に来ていて、なんだか性に合わない。 積み木をひとつひとつ丁寧に載せていく、そういう作業のほうがわたしは好きなんだなぁ。 地道に文献を調べて…