きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

未来のわたしのために書く

最近のブログはどうもウェットだ。 うつりかわりの時期だから、仕方ないのかもしれないけれど。 3月が静かに終わろうとしている。 砂時計のさいごの一粒を数えるような毎日を過ごしている。毎日がたのしいし毎日がさびしい。 笹井宏之さんの「終止符を打ちま…

ていねいに

p56 仕事の内容はあらかじめ決まっていても、それを「どうやるか」は自分で考えることができるし、やることができる。(略) クリエイティビティとは仕事の内容より、むしろやり方や、それに対する姿勢。ひいてはあり方に関するものだと思う。 西村佳哲『自分…

こういう一日

「ひとを傷つけないようにしようとするのは傲慢」だとあるひとが言っていた。 わたしは何故かささくれ立っていて、今までとこれからを比較してはこれからが不安で仕方なくて、そんな気持ちで横断歩道の前に立っていた。 車が主体の土地だからなのか、右折車…

終わる瞬間

いのちとは心が感じるものだからいつでも会えるあなたに会える 俵万智『オレがマリオ』 まだ見ぬ人より今まで出会ったひとたちのほうが大事。 でももう会えなくなる人たちのために生きることは出来ないのだと思うと、かなしくなる。 社会の貧困も戦争をする…

振り返りって大事だねぇ

思い込み、思考のクセ、どうしても守りたいもの… 今まで存在すら知らなかった一つ一つに気づいてゆくことが振り返りなのだなぁ。 「きみ、そこにいたんかぁ」そんなふうに自分の中にある色々を発見していく。 気がついたところで何かがいきなり改善するわけ…

あたたかい一日

p56 才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」である。 マーカス・バッキンガム『さあ、才能に目覚めよう』 こう考えると、才能も思考のクセも欠点も紙一重かもしれないな。 ーーー わたしは歩いていると…

外へ外へ

外に学びに行くの、本当に面白いな。 例えば p315 感謝は肯定の言葉であっても、多くの場合、相手を評価する言葉である。 マーシャル・B・ローゼンバーグ『NVC人と人との関係にいのちを吹き込む方法』 こういう言葉って本で読んだ時は120%納得するけれど、実…

全然分からない

諸君これより世に出られたならば、人の難苦といい煩悶というものの大部分が、本来知るべかりしことを未だ知らず、また教うべくして教えざる人のあった結果であることを、また着々として実験せられるであろう。 柳田國男「青年と学問」 久しぶりに、この一節…

うれしかったこと

p84 『私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない』と」。 ディミィトリスは瞬きもせず私の目を真っ直ぐに捉え、力強く言い切った。弱くなった午後の日の光が部屋に満ち、ムハンマドのつくるスープの匂いが調理場から流れてきた。…

今日という日

明らかに悪い行動。 ゲーム中の明らかなズル。 そのズルを怒声と迫力で押し通してしまうこと。 人の行動のいちいちに「ズルだ、ズルだ」と言うこと。 自分の理論を相手に押し付けること。 それを見た他人であるわたしは、大人であるわたしは、何をしたら良い…

氷になるだなんてばか者

p123 この種の不適切な行動(exいばる、自分勝手、人の誤りを楽しむ、自慢する、いじめる)は、子どもたちの権力へのニーズを満足させようという試みであり、自己有能感に対する強い欲求であると考えることができます。p134 問題行動を起こす子どもたちを支援…

行動を

p190 対話をしていくこと。ただ対話をしていくこと。相手を変えようとしない行動。しかし、結果として何かは変わるかもしれない。ただ対話をする。変えられるのは自分だけである。 森川すいめい『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』 p88 すなわち、誰…

空と陸

笹井宏之さんの「空と陸のつっかい棒を蹴飛ばしてあらゆるひとのこころをゆるす」という短歌が好き。最近好きになった。 昔はちょっと偉そうな歌だなぁと思っていたけれど。 最近、「憎しみ」について考える。 ウェストサイドストーリーのマリアは愛する人の…

自分がどこにいるか、みたいなこと

だれと、どのように関わっているか、みたいなこと。 何に価値を見出しているか、みたいなこと。 過去の体験の何が影響を与えているか、みたいなこと。 どういうふうな自分で在りたいのか、みたいなこと。 自分は今どこにいるのか、それを形成するたくさんの…