きょうも一日が終わる

きれいなものをきれいな文章で切り取りたい。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

手垢のつかない思いって

やさしさとは短くなった鉛筆の作り手を思うそのひと時 ーーーー 身近なものを愛する性分なので、外国というものに興味を覚えたことはほとんどなかったのですが、今日からアメリカにいきます。 アラスカでオーロラをみてきます。 旅行をひとつするには、たく…

琴を弾く女

乞食のうちに顔かたちのととのったひとりの女の目くらが琴をひいてるのがあった。まだ今のように琴というもののゆきわたらないじぶんのことで、伯母さんは乳母とよくそのうわさをして昔のお旗本か、さもなくば御殿奉公でもしたもののなれのはてにちがいない…

師匠じゃないし、走るしかない

右足をずしんと踏みしめ左足をずしんと落とす それしか出来ぬ ーーー 十二月の3分の2が過ぎ去ってしまったことが信じられません。 めまぐるしいとはまさにこの事、一日一日におおくの物事と思いを詰め込んできたはずなのに、いざ思い返してみると、どんな毎…

リボンの用意はありますか

忙しさからか、ここ数日短歌をつくっていません。 携帯をいじったまま寝てしまった時を除いては、毎日つくっていた短歌。 文章という新しい容れ物を手にいれてしまったせいで、何が何でも短歌をつくろう、という気概がなくなっているのかもしれません。 誰も…

世界はいくつ

ゆらふらうん強く持ってこの心(明日の右足ちょっと見えてる) お酒を飲むとたくさん短歌をつくります。 わたしは酔うと饒舌になる質なので、短歌のほうも、ぺらっぺらといくつもつくってしまう。 そういう時に出来た歌は、精神論をこねくりまわしたような、何…

大海は知らずとも、空の青をしりたい

文章が書けなくなっている、実際に書いてみて強く感じています。 文章、特に人に見せようと思って書く文章。 細かな言葉遣いや、単語の選択、自分のためだけに書く時はたいして気にしていないひとつひとつが、やけに気になってしまいます。 読み返して何か違…

ひとは言葉でかんがえる

暗記が苦手。 暗記といっても、英単語を覚えたり、日本の旧国名の位置を覚えたり、そういうことではなくて。試験勉強だったらむしろ数学のほうが嫌いだった。 じゃあ何が苦手って、文章を覚えることが、それはもう下手だなぁとつくづく思っています。 漱石を…

きょうも一日が終わる

大学ももう三年目。 毎日が飛ぶように過ぎていきます。 特に今年はいつも何かしらの発表準備をしたり、練習しなければいけないオーケストラの曲があったり、さらに12月から就職活動も始まって、切っては捨てる日々でした。 それはとても充実していて満足のい…